パラリンピックの義足にルール・規定はある?使用する競技の種類で様々!

パラリンピックの義足の種類は?

東京オリンピックが終わり、続いて東京パラリンピックが開催されていますよね。

近年スポーツ用義足は驚くほどの進化を遂げており、オリンピックの記録を超す競技も出てきたほど。

そんな進化の速い義足ですがパラリンピックで何かルールや規定といったものはあるのでしょうか?

また競技によって義足に違いがあるのでしょうか?

そんな義足の競技の種類とルールや規定についてこちらで紹介します。

目次

パラリンピックの義足の種類は?競技によって違う?

パラリンピックに出場する選手がつけている義足は競技によって異なります。

義足を付ける競技は5種類が紹介されていました。(夏季・冬季含めた数です)

1.陸上用
2.水泳用
3.自転車用
4.スキー用・クロスカントリー用(冬季のみ)
5.ボート用

さらに陸上用でも、マラソンや走り高跳びなどのトラック競技、または卓球などによっても異なります。

その競技がやりやすい義足が改良されて行っているんですね。

なお、東京パラリンピックの義足を使った競技を調べた結果、下記の競技があり、それぞれ義足の種類が異なります。

・卓球
・アーチェリー
・バドミントン
・自転車
・トライアスロン
・陸上競技

走り幅跳びで出場する中西麻耶選手も義足ジャンパーとして有名ですよね。

パラリンピックの義足にルール・規定は?

それぞれの競技で使いやすい義足が改良されていますが、パラリンピックで使用される義足にルールや規定はあるのでしょうか?

パラリンピックの競技自体に細かなルール・規定が設定されており、義足についても少なからず規定があるようです。

また、下肢に障害があり、立位で競技するような陸上トラック種目については義足を必ず付けなければならないというルールもあります。

さらに、義足にはスパイクを付けることができ、以下の通り競技用の靴同様に規定があります。

■スパイクの数

競技用靴の靴底同様に義足にもスパイクを取り付けることが可能だが、
11本以内と決められている。

■スパイクの寸法

スパイクの長さは9mmを超えてはならない。
また、走り高跳びおよびやり投げの場合は、12mmを超えてはならない。

参照元:日本パラ陸上競技連盟の公式サイトの競技規定

パラリンピックの義足の進化

パラリンピックに出場する選手たちはスポーツ用の義足を着用していますが、その進化がすごいですよね。

義足は主に、カーボン繊維製の板を曲げた足部がついていて地面からの反発力を推進力に変えてスピードを得ることができます。

カーボン繊維製といえば、マラソンでもナイキの厚底シューズで話題になりましたよね。

それだけより力を得ることができるものなんですね。

そんな進化し続けている義足を使用してリオデジャネイロパラリンピックでは走り幅跳びのマルクスレーム選手がオリンピックの記録を超える大ジャンプを披露しました。

進化している義足とはいえ、簡単に扱えるものではないため、マルクスレーム選手自身の競技テクニックが光ったものではありますが、義足のすごさを物語っていますよね。

パラリンピックの義足にルール・規定まとめ

パラリンピックで選手たちが身に付けている義足は、競技によって種類が異なります。

さらに、義足には細かいルール・規定があるようですね。

近年進化を遂げている義足であらたな記録更新を東京パラリンピックでも見てみたいですね!

 

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